レーシックとひとくちに言っても実は様々な術式があります。 基本的には同じようなメカニズムで視力が向上されますが、使用する医療機器や手術の流れが異なります。 フェムトセカンドレーザーという機器一台で視力を回復させるというのが大きな特徴です。 角膜屈折矯正手術は初めて行われた1985年以来、様々な形態に変化を遂げていますが、ReLexはその最新の形態と言えるでしょう。
ReLEx(リレックス)もレーシックと同様に基本的には角膜を切開して視力を向上させるメカニズムです。 具体的には、フェムトセカンドレーザーを用いて非常に正確に角膜の中にレンズ状の角膜片をつくります。 これは「レンチクル」と呼ばれますが、これを抜き出す為にしか外側の切開は行われません。 そして、この外側の切開はわずか3mmで済んでしまいます。 一方、従来のレーシックは28mmの切開が必要です。 つまり、切開する量が80%も少なくなっています。 その為、非常に安全で精度も高いと言えるというわけなのです。
レーシックは角膜にフラップを作成しますが、ReLEx(リレックス)はフラップを作成しません。 フラップを作成する際には角膜の知覚神経を切断する部分が多いので、結果、涙液量が減り、ドライアイになりやすいという特徴があります。 これに対してReLEx(リレックス)は先述したように切開部分が非常に少ないのでドライアイになりづらいのです。 また、ハロ・グレアも発生しにくいというメリットもあります。
先ほども解説しましたが、リレックスはフラップを作成しません。 切開部分はわずか3mmと小さいので眼球の大部分は傷つきません。 つまり、角膜の強度もしっかりと維持できるというわけです。 その為、近視に戻ってしまうというケースが非常に少ないのです。
従来のレーシック手術と同じく予約から無料カウンセリング(適応検査など)の後、手術を行い、アフターケアも必要です。 つまり、治療の流れ自体はレーシックとほとんど変わりません。 その為、ReLexを受ける場合もクリニック選びの際に注意しておきたいことは同じ。 クリニックの衛生管理は徹底されているか、スタッフの人の対応は丁寧か・・・ 費用面に関しても丁寧に説明してくれるか、質問に誠実に答えてくれるかなどなど・・・ それを踏まえたうえでおすすめのクリニックがこちら。 「SBC新宿近視クリニック」
日本眼科学会認定の眼科専門医が診察から手術まで担当してくれるという点やアフターケアも充実している点などが魅力です。
実際のところReLEx(リレックス)にしたいと思っても適応検査の結果、眼科医から従来のレーシックをすすめられることもあります。 その逆も然りです。これは眼球の状態や角膜の状態に個人差があるから。 こればっかりは適応検査を受けて状態をはっきりと把握しないことにはわかりません。 その為、まずは無料カウンセリングに行ってみることをおすすめします。 その際に質問しておきたいことも積極的に聞いてみましょう。 (私が手術を受けたSBC新宿近視クリニックでは質問にも丁寧に答えてもらえました。)